「白き魔女」は日本ファルコムの作品の中でも特に人気の高い英雄伝説シリーズの第三作目にあたりますが、
前作の「英雄伝説」や「英雄伝説II」とは世界も主人公も異なった物語で、
すでに発売されている「英雄伝説IV -朱紅い雫-」や「英雄伝説V -海の檻歌-」と接点を持つ作品となっています。
それだけに第二期英雄伝説シリーズの一作目ということもできるでしょう。
「白き魔女」の特徴を一言でいうと、ゲームを支えるグラフィック、フィールドマップ、
サウンド、戦闘システム、イベントの演出といった要素全ての目的が徹底して
物語を楽しませるという一点に集約されているということに尽きるでしょう。
こういうとありがちなシナリオ重視型のRPGと受け取られてしまうかもしれませんが、
決してそれだけに終わらない魅力が「白き魔女」にはあります。