逃亡者毒島音露～砂時計のメイド編～

深い森の中…

暗闇にそびえ立つ洋館。館の方から女達の笑い声が聞こえる。「まさかこんな所で女とはな…」舌舐めずりをする音露。

さっそく襲ってやろうと館に忍び込んだ音露だったが…、窓ガラスを割った物音で3人の女たち—女主人、家庭教師、メイド、—に気付かれてしまう。
不法侵入で通報されるか？…と思いきや、
館の女達はケガの手当をしてくれ、なんと傷が癒えるまで泊まってもいいと言ってくれる。
（ククク…俺様を誰だと思っていやがる？こいつら食い放題だぜ。）

…何てバカな奴らだ…
旅館で、水泳施設で、離島で、寒村で、市街地で、雪山で、今まで数え切れないほどの女どもを騙し、脅し、犯しまくってきたこの俺様に何を期待してるんだ？
しかし、無私の慈愛に満ちた女達との満ち足りた時は、音露の中の何かを少しづつ変えてゆく…
果たして音露の逃亡生活は終わりを告げるのか？それとも…？